2010年9月29日水曜日

ジョギング

 最近、週に二回ほど友達と一緒にジョギングをしている。いや。。。ジョギングではないかな?半分以上歩いているから。。。まあいずれは、ちゃんとしたジョギングになる予定。とにかく体を朝のすがすがしい大気の中で、動かすのはとても気持ちのいいこと。小川の横の並木道を抜け、街を抜け、森を走る。結構な距離だ。もとが体育会系体質の私としては、もう少しきっちり走りたいのだけど、三人一緒なのでペースを合わせなくちゃならない。
 しかし女三人となれば、お喋りは止まらない。顔を合わせてから、別れるまで延々休みなく喋り続けている。特にブラジル人のマルタは、走りながら歩きながら淀みなく言葉が口から流れている。それもドイツ語の先生をしているだけあって、正しく美しいドイツ語だ。彼女を見ていると、同じ外国人として暮らしている自分のドイツ語が恥ずかしくなってくる。私も頑張らなくちゃね、と思わせられる。こういった機会を逃しては駄目だよね。勉強に励みます。

2010年9月27日月曜日

さて、

 さて、新しい週が始まる。新しい気持ちで、頑張ろう!
 先週は友人の来訪から、ヒンガミの誕生日、小学校での親の集会(PTA?)、日本人学校学校祭といろんなことがあって、あっという間に過ぎていった。刺激に溢れた毎日。
 金曜日にはトウが耳痛を訴えたので、耳鼻科にも行った。私自身、幸いにも耳鼻喉の病気とはあまり縁がないので、初めて訪れる耳鼻科医院に少しおどおど。
 先生はぴんと背筋の伸びた、背の高い初老の男性。よく通る大きな声で話してくれるので、ドイツ語も聞きやすく私はちょっとほっとした。その先生、トウの耳を大きな機械で覗いてちょっと嬉しげに私を見る。
「いやいや、私は驚きませんよ。知ってましたからねー。」
「?」
「ああ、お子さんの耳は問題ありませんよ。でも知ってました?耳垢!日本人と中国人だけが乾燥した耳垢を持ってるんですよ。私はもう知ってたので驚きませんが、最初見たときはびっくりしましたよ」
と何やら自慢げな先生。これは数年前に発見された事実らしい。私もインターネットの記事で読んだことがあった。
「でも日本人全員というわけではないですよ。事実、私の主人は湿った耳垢ですよ」
「へぇー。でも子供はまた乾燥した耳垢なのですね」
と遺伝のことについて考えをめぐらせているふうな先生。

 先生曰く、乾燥した耳垢をもつ人は、耳の炎症になりやすいらしい。だったらなんで日本人と中国人は乾燥した耳垢を持っているんだろう?なにか長所があるから、そうやって遺伝されてきているんだよね。何でだろう?
 トウは結局、副鼻腔炎でした。一週間、抗生物質を飲まなければいけませんが、本人はいたって元気なので、今日も幼稚園に行きました。ということで、気合を入れて新しい一週間に臨みます!

2010年9月12日日曜日

学校



 レイの学校が始まってからというもの、精神的に落ち着かない日が続いている。それでブログを更新する気にならなかった。結構、嘘のつけない性質で、というか書くときにはいつも素直な気持ちを書きたいもので、キツイ状況の時に書くと、陰気でとてもじゃないけど他の人が読むものではなくなってしまう。
 というとレイが大変なのかと思われるけど、レイは至ってご機嫌に学校生活を楽しんでいる。日本語補習校に4月から通っていることもあって、学校がどんなところなのか、一応分かっていただろうし、長い時間椅子に座っていなければいけないことも知っていたので、ちょっとは着地が他の子よりもスムーズだったんじゃないかと思う。漠然とした、でも大きな期待を小学校に抱いていた子は、その期待が外れてショックを受けているようだから。確かに幼稚園と違って、これからは楽しみを自分で見つけていかなければならないもの。
 とにかく何事も初めてのことはしんどいものです。新しい世界に、ワクワクしながらも毎日へとへとという感じ。
 写真は先週末に動物園へ行ったときのもの。その日の、トウのお目当ては「カバさん!」。今一番お気に入りのぬいぐるみが、「かばさん」だから。ちなみに、ぬいぐるみの名前は「バカちゃん」といいます。

2010年9月1日水曜日

シュール・テューテ


 昨日の写真で、レイが持っていた大きな円錐形の入れ物は「シュール・テューテ」といってドイツの小学校入学式には欠かせないものです。あの中にはお菓子や文房具などのプレゼントが詰まっているのです。
 シュール・テューテは市販のものも売られていますが、伝統的には母親が手作りします。私も数ヶ月前に、幼稚園のお母さんたちと一緒に作りました。
 今日はそのシュール・テューテとランドセルを持って、記念の写真撮影をしてもらいました。幼稚園によく来てくれているプロのカメラマンで、レイもよく知っている人なので、緊張せず良い笑顔で写真を撮ってもらうことが出来ました。

入学式

親友のパミダと

幼稚園に報告に行きました。幼稚園の先生と。

昨日、レイはドイツの小学校に入学しました。晴れて一年生です。
ドイツの入学式は、教会の礼拝から始まります。もちろん無理に参加しなくてもいいのですが、基本的には全員参加します。カトリック、プロテスタント合同の礼拝です。もちろんイスラム教徒、仏教徒が混じっていても構いません。レイはカトリック系の幼稚園に通っていたので、よく顔見知りの神父さんに祝福をしてもらってとても嬉しそうでした。
それから小学校に移動して、簡単な式が行なわれました。校長先生の挨拶、そして在校生たちの歓迎のちょっとした劇や歌。楽しい雰囲気の入学式でした。それでもレイをはじめ、新入生と親たちは緊張していたんですけどね。
でもその後の最初の一時間の授業も終わって、レイは笑顔で教室から出てきました。明日から始まる毎日が楽しみです。分からないことはいっぱいですが、親子ともどもなんとか頑張ってゆきたいです。