2013年11月19日火曜日

お菓子の家

毎年、クリスマス前の時期になると、クリスマスのお菓子がスーパーにずらりと並びます。そのうちの一つがこのレープクーヘンでできたお菓子のオウチ。毎年作ってみたいなぁと思ってたんだけど、なかなか実現しなかった。
 でも今年はようやく購入。日曜日に家族四人で作りました。レープクーヘン、デコ用グミ&チョコ、マジパンのお人形が全部セットになっています。後は卵白とお砂糖を混ぜてノリを作り、オウチをそのノリでくっつけながら組み立ててゆきます。それからたくさんのグミやチョコを上にくっつけてゆき、ノリで雪のようにデコをして、お人形を置いたら完成。
 かわいい! ずっと飾っておきたいんだけど、レープクーヘンの匂いが魅力的で、すぐにもかじりつきたい。葛藤に悩まされながら、一日はそのまま置いておいたのだけど、昨日から皆ちょっとずつ食べ始めました。うーん、ヘンゼルとグレーテルの気分!オウチをちぎって食べていると、なんだか悪いことをしている気がしてきます。ほおら、モミの木の蔭から魔女のおばあさんがのぞいている!でも美味しくて止められない。 ちなみにグリム童話『ヘンゼルとグレーテル』のお菓子のオウチも原作ではやっぱりレープクーヘンで出来ていたのです。

2013年11月7日木曜日

秋休み(Nr.3) おまけ

おまけとして、ワイン街道の小さな村ニーダーモシュビルに日本でも有名だというフェルベールおばさんのジャムのお店があるというので行きました。本当に小さな村でした。村のよろず屋さんであろうお店の一角に、おばさんのジャムが棚いっぱいに並べられていました。私は「木いちごジャム」(やっぱり定番?)と「木いちごとバナナとチョコレートのジャム」(これはかなり冒険?)を買いました。家に帰ってから「木いちごジャム」を試しました。木いちごの美味しさが堪能できるというか、やっぱり普通の木いちごジャムとは違うんです。まるで森のクマさんが作ってくれたかのようなジャムでした。分かるでしょうか?何というか手作りのジャムなんだけど、普通のとはちょっと違って何か秘密の木の実なんかが入っていそうな感じ。家族四人で食べると、数日でなくなってしまいました。残念。もっと大きな瓶を買うんだった。  で、「木いちごとバナナとチョコレートのジャム」はまだ食べていません。  
おまけのおまけ。帰国前夜に近所のイタリアンレストランでくつろぐ母と娘です。

秋休み(Nr.2) コルマール

リクヴィルを出た次の日はコルマールへ行きました。コルマールはかなり大きな街ですが、旧市街はお伽噺のような可愛い町並みが綺麗に残っています。街のあちこちに小さな運河が張り巡らされ、それもコルマールの特徴になっています。 木組みの家はドイツでもよく見られるものですが、フランスでは少し色彩が違う。どこが違うのかははっきりとは言えないんですが、ちょっとくすんだ趣のある色のように思います。カフェもさすがフランス。とってもお洒落です。 夜は運河沿いの小さくて瀟洒なレストランで、おいしいお魚のコース料理をいただきました。おいしかったな~。

2013 秋休み (Nr.1)

 秋休みのことを、書いておかなければ!ドイツには二週間秋休みというのがあります。学校では9月から新学年が始まって、気を張り詰めて頑張っているとちょっぴり疲れてくる。そんな頃に秋休みがあって、ちょっと息抜きをすることができます。 今年の秋休みには、私の母と叔母が訪ねてきてくれました。10日間でしたが、私達の大好きなアルザスへも一緒に旅をすることができ、美味しいものをたーくさん食べて元気をつけてきました。お天気も素晴らしく、黄金の秋を堪能しました! まずはアルザスワイン街道のリクヴィルという街。見渡す限りのブドウ畑の真ん中に美しい街があります。秋でブドウ畑はまさしく黄金色。素晴らしい眺めでした。そしてもちろん毎晩美味しいワインを飲みましたよ。

陰鬱な11月

ああ、11月。雨がじとじと、べちゃべちゃと降り続き、冷たい嫌な風が吹いている。あっと言う間に日は沈み、暗くて長い夜が来る。陰鬱な11月。どうにもこうにも、気分が盛り上がらないので髪の毛を切った。久し振りにショートカットにしたら、頭が軽くなって、ちょっとばかり気分も上昇した。 明日は学校のマルティン祭。雨が降らなければいいんだけど。雨でも強行に行なわれるんだけど、雨の中を歩くのはどう考えたって楽しくないし、それにせっかく作ったラテルネも台無しになってしまう。日暮れ後の3時間ほどだけでいいので、雨が降りませんように。