2011年8月31日水曜日

2011 夏休み 2 (旭山動物園)

 8月6日、私達は旭川へ飛んだ。関西空港から出る飛行機が約一時間遅れて出発したために、旭川空港からバスでようやくホテルへと到着した時には、おじいちゃん、おばあちゃんが首を長くして待っていた。
 従兄弟のユウ君もホテルのロビーで待っていてくれた。2歳半の可愛らしいやんちゃ坊主になっている。二年前に会ったときには、まだ寝返りもしない赤ちゃんだったのに!
 その晩は、義父の古希を和風居酒屋さんでお祝いした。義父はまだ70歳ではないのだけれど、皆で集まる機会もなかなかないので、ということ。子供達は食事もそこそこに、お座敷を奇声をあげながら走り回った。落ち着いた雰囲気の良い居酒屋さんだったのになぁ。まあ、まだ子供達とゆっくり外食を楽しむには時間が必要なんだ。
 次の日は、人気の旭山動物園を訪れた。快晴。猛暑。北海道でこんなに暑いのか?きっと本州の人は、北海道はどこでもかなり涼しいと思っているに違いないけれど、北海道でも夏に暑くなる地方は結構あるらしい。中でも旭川付近はかなり暑いようだ。
 猛暑の動物園。これはキツイ。一体何本のペットボトルを空にしたことか。少し見ては休憩。少し見てはアイス。という感じだった。でもうわさに違わず、アザラシ館やホッキョクグマ館は素晴らしかった。動物たちが楽しげに泳ぐ様子を間近で見ることができた。ホッキョクグマが私の目の前で、くるりと水中で向きを変え、そして泳ぎながら私の方をじっと見てくれたことに感動した。目と目がしっかりと合った。あちらは、毎日人間の顔をいやと言うほど見ているんだろうけれど、私はクマと目を合わせたのは初体験だったので、何だか嬉しかった。
 その次の日には、電車で旭川からカズの実家である釧路へと皆で移動した。
楽しそうに泳ぐホッキョクグマ
カキ氷、初めて食べたよ。「美味しい!うっ、頭痛い!」とトウマ。
従兄弟のユウ君。ソフトクリームをとても大事に最後の一滴まで落とさずに食べました。
カメラマン、レイア
お昼ごはんの後で。
「暑いー!まぶしいー!!」

2011年8月29日月曜日

2011 夏休み 1

 昨日、大阪からデュッセルドルフに帰ってきた。残暑厳しい大阪から、ヘルシンキを経てデュッセルドルフへ。途中のヘルシンキでの乗り換えは、旅券審査が混んでいたために、次の飛行機にはぎりぎりのところで間に合った。空港内を子供二人を連れて、全速力で駆け抜けた。こけそうになりながらも、混雑する人ごみの中を、子供達は懸命に付いて来てくれた。子供達も随分たくましくなったものだ、と後になって感心した。
 へとへとになりながらも、無事に降り立ったデュッセルドルフでは、肌寒い夕刻の風が吹いていた。「夏なんて、もうとうの昔に忘れたよ」とでもいいたげなその風に、私達は戸惑ってしまった。
 
 一ヶ月の夏休み。日本での楽しかった夏休み。もう一度写真を見ながら、少しずつそれを振り返って、記録してゆこうと思う。
 
 8月3日、私達は日本に到着した。空港を出た瞬間にむっと迫ってくる空気と、「ジャンジャン」と耳を圧する蝉の声に、大阪に来たことを実感した。ぎらぎらと照る太陽が、空を夏の色に染めている。
 次の日には早速、子供達は庭のプールで水浴び。水浴びなんてもんじゃなかったかな?水中眼鏡をかけて、水の中に飛び込む。周りで見ている大人まで、びしょびしょだ。トウもレイもおおはしゃぎ。そして水浴びの後は、アイスクリーム。日本の夏って素晴らしい!
 プールの周りには、念入りに四箇所に蚊取り線香を焚いた。大阪の夏にはこれも必需品。最初不用意に外に出たトウは、庭で手ひどく蚊にやられた。赤くはれ上がった後は、水ぶくれになり、それがつぶれて、ひどい様になっていた。
 久しぶりに見る蝉にもトウは大興奮だった。オーパ(私の父親)が手づかみで蝉を取るのを、奇声をあげながら見ていた。自分では死んだ蝉しか、つかめなかったけれど。。。
 8月7日にはカズの実家である釧路に向けて飛んだ。今回は釧路に行く前に、旭川で皆で集合した。カズの両親とお姉さんの家族。みんなで人気の旭山動物園を訪れた。でも、このことは次回に書くとしたい。

2011年8月24日水曜日

日本の夏休み

 8月3日から日本に一時帰国している。カズの実家である釧路で、そして私の実家のある大阪で子供達と楽しい夏休みを過ごしている。気づけばもう三週間が過ぎていて、ドイツに立つまで残すは4日間のみだ。
 三週間の間に、子供達といろんなことを体験した。ドイツの毎日とはまったく違う日々。いや、夏休みはいつだって、どこだって特別でワクワクするものなのだ。子供ができて、楽しいのはこのワクワクを横で少しおすそ分けしてもらえること。この世界の何もかもがまだまだ新鮮な輝きを放っているその子供達の視点、そして驚きを、ちょっぴり一緒に体験できること。
 夏の海の色、むくむくと肉厚な雲、砂に見え隠れする綺麗な貝殻、水にもぐった瞬間に遠ざかる喧騒、足の裏が焼けるような砂の熱さ、海の家で食べる何とも美味しいヤキソバの味、子供の頃にドキドキしたこと。
 子供達の心にはどんな夏休みの景色が焼き付いただろうか。

2011年6月22日水曜日

歌のコンサート


 レイの小学校の他、10校ほどが合同で行なう歌のコンサートに行ってきた。これは市が企画しているもので、10曲ほどの民謡を子供達がそれぞれの学校の音楽の時間に熱心に練習し、その成果として、集まってコンサートをするのだ。トーンハレという、この市では一番由緒ある美しいホールで催された。
 
 何百人という子供達が一斉に合唱する、その歌声は凄かった。父母達はホールの上の方に席をもらえるのだけど、子供達の歌声とエネルギーの渦が上へと湧き上がってきて、圧倒された。そしてレイがこの歌声の中に溶け込んでいるのだと思うと、涙が出てきた。
 小学校に上がる前、レイは学校で皆とうまくやってゆけるだろうか、本当に楽しく過ごせるのだろうかと随分心配をした。心配しだすと止まらなくて、夜中に寝られなくなってしまうこともあった。でも彼女は今、この歌声のひとつなのだと思うと、何か心にしみてくるものがあった。
 最後の曲は、デュッセルドルフの曲。子供達は腕を取り合って、体を揺らしながら歌っていた。ホールが揺れるようなアンコールの呼びかけの後、再びデュッセルドルフの歌。ドイツ人は郷土愛がとても強いのだ。何だかとても楽しかった。

2011年6月12日日曜日

雨

 ドイツに梅雨はないけれど、最近よく雨がふる。きらきらお日様が照っていたかと思うと、突然黒雲がやってきて、凄い勢いで雨を降らせたりする。
 そんな気まぐれなお天気の土曜日、レイが日本語補習校で『雨』という詩を書いた。
 レイが詩を書けるなんて、ちょっと嬉しい驚きだった。子供のまっすぐな感性。先入観のない表現力。子供の頃にいっぱい詩をかかせなくては、もったいないな、と思った。
    雨はじめんに ぼちゃぼちゃ
    かみなりのような音
    でも 空は青空
    きっとどこかににじもあるでしょうね
    雨がやみ 今はお日さまが出てきました。

2011年6月8日水曜日

動物園



 6月は祝日が多いのです。あるお天気の良い休日、パミダの家族と動物園に出かけました。ここから1時間ほど車でアウトバーンを走り、ゲルゼンキルヒェンという街まで行きました。ここは有名なサッカーチーム、「シャルケ04」の本拠地です。そう、内田選手もここでプレーしています。
 ここら辺は、ルール工業地帯の真っ只中。それでも緑がそこここに溢れているのは、ドイツだなと思わされます。そんな中に広大な土地を使った動物園があります。動物園はアラスカ、アジア、アフリカというように3部分に分かれており、その一つ一つが充分の広さを持っています。
 今回はアフリカだけを見て回りましたが、それでも出てくる頃には、もうお腹いっぱい、大満足、体力ももう限界という感じでした。とにかく広い。広い敷地の中にできる限り、その動物達が暮らしやすい環境をつくっています。動物達も他の動物園よりリラックスしていて、普通では見られない動物達の様子を見せてもらうことができました。広すぎて、たまに動物達がどこにいるか分からないところもありましたが。。。
 キリンが6,7頭、群れをなして、ドドッ、ドドッと走っているのを見ました。餌の時間だったのです。草原をかなりの速さで走るその姿に圧倒されました。職員は大きな木の枝の束を車で運んできて、キリンが食べやすいようポールに吊り下げます。早速大人のキリンたちは吊るされた木の葉を食べ始めます。そこにまだお母さん達の大きさの半分にも満たない、子供のきりんがいました。吊るされた木に背が届かない子供は、甘えるように職員の方へよってゆき、車に残った木の枝から葉っぱをむしりとって食べていました。
 カバ舎では、私達が池の中をのぞいていると突如、巨大な顔がぬうっと浮かび上がってきて度肝を抜かれました。その後カバは噴水のところにゆくと、かぱっと大口をあけ、その噴水の水を口に注ぎ始めました。かばが大きな口を開ける図って、よく見るけれど本当に90度ぱかっと開くのです。そして滑稽な長い歯が、奇妙に突き出ているのもみました。カバちゃん大好きなトウマは、食い入るようにカバを見つめていました。
 子供たちの遊び場もところどころにあるのですが、これもテーマに沿って建てられていて、なかなか面白いものでした。レイはもちろん、トウマも随分高いところまで登りましたよ。降りてくるのが一苦労で周りのお姉さん達に助けてもらっていましたが。。。初夏の楽しい一日をでした。

2011年5月8日日曜日

ウサギのフレッキー


 またまたご無沙汰でした。その間に、季節はちゃんとめぐってゆき、若葉のまぶしい5月になってしまいました。イースター、トウマの誕生日といろいろ行事が続き、書くべきことはたくさんあったはずなのに、するべきこともたくさんあって、机に向かう時間と力が私には残っていませんでした。
 
 今日、ご紹介するのはウチの新しいメンバー、フレッキー君。イースターにはウサギが子供達にプレゼントやら卵やらを運んでくるのだけど、まさしくそのイースターの時期に、近所のイタリア人のおじさんのところからウチに越してきたフレッキー。おじさんのところは、もう子供達が大きくなってウサギにも興味がなくなったらしく「欲しかったら、あげるよ!」なんて言うので、即いただいてしまった。おじさんはウサギの家から、餌の皿まで、何もかも一緒に運んできてくれた。
 うさぎにはあまり興味のなかった私だけど、一緒に暮らしているとやっぱり可愛い。耳が長くてたれているところが、なんともいえず愛らしい。