2014年6月12日木曜日

3日前の晩に、この辺りを襲った嵐は、ここ数年間で最大のものだった。強風が吹き荒れ、ピンク色の稲妻が空を縦横に引き裂いた。
一夜明けてみれば、この市全体がカオスに陥っていた。大木が根こそぎ倒れ、道を塞ぎ、また車を押しつぶしていた。市電もバスも、ストップ。学校も今週いっぱいお休みとなった。3日経った今も復旧作業はなかなか進んでいない。まだまだ封鎖されている道もたくさんあるようだ。
何トンもあるような大木があちらこちらで倒れているのだから、時間がかかるのだろう。また倒れてはいなくとも、折れてしまった大きな枝がまだ木の上にひっかかったままで、いつ落ちてくるかも知れず、とても危険なのだ。

我が家の庭は、大した被害はなかったけれど、蔓バラの絡まる古い木のアーチが傾いてしまったので、バラごと切ってしまうしかない様に思う。残念だけれど、これぐらいの被害ですんだのだからよしとすべきなのだろう。