2011年1月26日水曜日

レイの風邪

 昨日からレイが高熱を出して学校をお休みしている。といっても解熱剤を飲むと、すっと熱もひくので、元気に家で過ごしている。「これだったら学校へ行けるんじゃないの?」などと思ったりもするけれど、それでも無理は禁物。ちゃんと回復するまで家にいなくちゃね。
 明日は元気になって、学校に行ければいいんだけどな。明日はちょっと特別な日なのです。
 1月10日に冬休みがあけてからというもの、レイの担任の先生はずっとお休みを取っていたのでした。その間、レイのクラスの生徒達は二年生や三年生などのクラスを放浪し続けているのです。代理の先生というのも、ちゃんとは存在せず、さまざまな先生が交代で勉強を見てくれている状態。もちろん、充分に目が行き届いているとは言えず、親子ともども、なんだか不安な気持ちを抱えたまま二週間半を過ごしました。
 先生がなぜ休んでいるのか?というのは全く親達には知らされません。そういったことはプライベートなことなので、ドイツでは一切公にはされないそうです。もちろんそういった状態ではいろんな噂が飛び交うわけで、「スキーに行って、どこか骨折したんでしょ」とか「今流行っているインフルエンザに違いない」とか「いやいや妊娠したんでしょ」などど誠しやかに皆語っていましたが、何が本当かは全く分かりません。でもそれもこれも親の心配から出たもの。病名は伝えなくなくとも、先生が何日間病欠するのか、それをすぎたらきちんとまた出てこれるのか、などもう少し、情報を与えてくれてもいいのではないかと思いました。
 とにかく、明日はレイも先生も元気になって学校に行けるよう祈るばかりです。

2011年1月24日月曜日

 しょぼしょぼと陰気な雨が降るので、気分もぱっとしない。インフルエンザがかなり流行っているらしく、かかった人たちは一様に「もう二度と歩けないかと思った」というようなことを口にする。それぐらいひどいらしい。いまからでも予防接種を受けに行くべきかどうか、悩んでいる。カズはもうすぐ一週間の出張だし、さてどうしようかな。

2011年1月1日土曜日

レイの誕生日パーティー

 12月29日に行なったレイのパーティーの様子を少し写真で紹介します。7人の女の子がパーティーに来てくれました。みんな同じ学校に通っている同い年の子供たちです。でももう6、7歳になると個性もはっきり見えてきていて、一堂に集めて相手をしているととても面白いです。
 私がクリスマスの歌をピアノで弾くと、皆が一斉に合唱してくれたのは嬉しかったな。私は子供と接することが結構好きなのだと、この年になってから気付きました。
嵐の前の静けさ。準備万端。
もらったプレゼントを皆と開ける。素敵な物がたくさん!!
ケーキの上の花火に皆の視線が釘付け
ろうそくの火を吹き消した瞬間
顔にペインティングをする人がまた来てくれました。

2011年

あけまして、おめでとうございます。

昨年はいろいろお世話になりました。
今年もどうぞ、私たち家族をよろしくお願いします。

 大晦日はヒンガミのおうちに行って、3家族一緒に過ごしました。お料理を持ち寄って、豪華な晩餐を楽しんだ後(ちなみにウチはから揚げとエビフライをもっていった)、子供たちと一緒に花火をしました。ドイツでは大晦日に、とくに年が改まる時に、花火を大々的に打ち上げるのが伝統です。古くからの仕来りで、悪霊を追い払う意味があるそうです。まあ今では、新年を派手に祝うため、という感じですが。ロケット花火、打ち上げ花火、かなり大型のものまで、この時期だけスーパーなどで売ることが許可されています。
 子供たちは、さすがに12時まで起きていられないだろうと思い、9時ごろに花火大会をしました。子供たちはおおはしゃぎ。雪の上を駆け回りながら、花火をしていました。
 でもそれからは時間がたつのが、なんと遅いこと。子供はふらふらになりながらも、夜中まで起きていようと頑張ったのですが、11時でトウは限界。最後には頭が変になったかというぐらい、騒いだり怒ったり泣いたり、「もうちょっとなんだけどなー」思いながらも、おうちへ帰りました。
 子供たちを寝かせると、もう新年まであと少し。年が変わるときにはカズと二人で庭に出て、ロケット花火を打ち上げました。四方八方から打ち上げられる花火。空が赤やら緑やらに染まり、バンバンとものすごい爆音が響くのは、見物です。10分もすると、花火の煙でそこらじゅうが真っ白になり、霧がかかったようになりました。隣の家で花火を打ち上げていたおじさんが「あけまして、おめでとう」と抱擁しにきてくれました。
 さて、2011年。どんな年になるのかな。いっぱいいっぱい楽しみたいな。