8月6日、私達は旭川へ飛んだ。関西空港から出る飛行機が約一時間遅れて出発したために、旭川空港からバスでようやくホテルへと到着した時には、おじいちゃん、おばあちゃんが首を長くして待っていた。
従兄弟のユウ君もホテルのロビーで待っていてくれた。2歳半の可愛らしいやんちゃ坊主になっている。二年前に会ったときには、まだ寝返りもしない赤ちゃんだったのに!
その晩は、義父の古希を和風居酒屋さんでお祝いした。義父はまだ70歳ではないのだけれど、皆で集まる機会もなかなかないので、ということ。子供達は食事もそこそこに、お座敷を奇声をあげながら走り回った。落ち着いた雰囲気の良い居酒屋さんだったのになぁ。まあ、まだ子供達とゆっくり外食を楽しむには時間が必要なんだ。
次の日は、人気の旭山動物園を訪れた。快晴。猛暑。北海道でこんなに暑いのか?きっと本州の人は、北海道はどこでもかなり涼しいと思っているに違いないけれど、北海道でも夏に暑くなる地方は結構あるらしい。中でも旭川付近はかなり暑いようだ。
猛暑の動物園。これはキツイ。一体何本のペットボトルを空にしたことか。少し見ては休憩。少し見てはアイス。という感じだった。でもうわさに違わず、アザラシ館やホッキョクグマ館は素晴らしかった。動物たちが楽しげに泳ぐ様子を間近で見ることができた。ホッキョクグマが私の目の前で、くるりと水中で向きを変え、そして泳ぎながら私の方をじっと見てくれたことに感動した。目と目がしっかりと合った。あちらは、毎日人間の顔をいやと言うほど見ているんだろうけれど、私はクマと目を合わせたのは初体験だったので、何だか嬉しかった。
その次の日には、電車で旭川からカズの実家である釧路へと皆で移動した。
楽しそうに泳ぐホッキョクグマ
カキ氷、初めて食べたよ。「美味しい!うっ、頭痛い!」とトウマ。
従兄弟のユウ君。ソフトクリームをとても大事に最後の一滴まで落とさずに食べました。
カメラマン、レイア
お昼ごはんの後で。
「暑いー!まぶしいー!!」
2011年8月31日水曜日
2011年8月29日月曜日
2011 夏休み 1
昨日、大阪からデュッセルドルフに帰ってきた。残暑厳しい大阪から、ヘルシンキを経てデュッセルドルフへ。途中のヘルシンキでの乗り換えは、旅券審査が混んでいたために、次の飛行機にはぎりぎりのところで間に合った。空港内を子供二人を連れて、全速力で駆け抜けた。こけそうになりながらも、混雑する人ごみの中を、子供達は懸命に付いて来てくれた。子供達も随分たくましくなったものだ、と後になって感心した。
へとへとになりながらも、無事に降り立ったデュッセルドルフでは、肌寒い夕刻の風が吹いていた。「夏なんて、もうとうの昔に忘れたよ」とでもいいたげなその風に、私達は戸惑ってしまった。
一ヶ月の夏休み。日本での楽しかった夏休み。もう一度写真を見ながら、少しずつそれを振り返って、記録してゆこうと思う。
8月3日、私達は日本に到着した。空港を出た瞬間にむっと迫ってくる空気と、「ジャンジャン」と耳を圧する蝉の声に、大阪に来たことを実感した。ぎらぎらと照る太陽が、空を夏の色に染めている。
次の日には早速、子供達は庭のプールで水浴び。水浴びなんてもんじゃなかったかな?水中眼鏡をかけて、水の中に飛び込む。周りで見ている大人まで、びしょびしょだ。トウもレイもおおはしゃぎ。そして水浴びの後は、アイスクリーム。日本の夏って素晴らしい!
プールの周りには、念入りに四箇所に蚊取り線香を焚いた。大阪の夏にはこれも必需品。最初不用意に外に出たトウは、庭で手ひどく蚊にやられた。赤くはれ上がった後は、水ぶくれになり、それがつぶれて、ひどい様になっていた。
久しぶりに見る蝉にもトウは大興奮だった。オーパ(私の父親)が手づかみで蝉を取るのを、奇声をあげながら見ていた。自分では死んだ蝉しか、つかめなかったけれど。。。
8月7日にはカズの実家である釧路に向けて飛んだ。今回は釧路に行く前に、旭川で皆で集合した。カズの両親とお姉さんの家族。みんなで人気の旭山動物園を訪れた。でも、このことは次回に書くとしたい。
へとへとになりながらも、無事に降り立ったデュッセルドルフでは、肌寒い夕刻の風が吹いていた。「夏なんて、もうとうの昔に忘れたよ」とでもいいたげなその風に、私達は戸惑ってしまった。
一ヶ月の夏休み。日本での楽しかった夏休み。もう一度写真を見ながら、少しずつそれを振り返って、記録してゆこうと思う。
8月3日、私達は日本に到着した。空港を出た瞬間にむっと迫ってくる空気と、「ジャンジャン」と耳を圧する蝉の声に、大阪に来たことを実感した。ぎらぎらと照る太陽が、空を夏の色に染めている。
次の日には早速、子供達は庭のプールで水浴び。水浴びなんてもんじゃなかったかな?水中眼鏡をかけて、水の中に飛び込む。周りで見ている大人まで、びしょびしょだ。トウもレイもおおはしゃぎ。そして水浴びの後は、アイスクリーム。日本の夏って素晴らしい!
プールの周りには、念入りに四箇所に蚊取り線香を焚いた。大阪の夏にはこれも必需品。最初不用意に外に出たトウは、庭で手ひどく蚊にやられた。赤くはれ上がった後は、水ぶくれになり、それがつぶれて、ひどい様になっていた。
久しぶりに見る蝉にもトウは大興奮だった。オーパ(私の父親)が手づかみで蝉を取るのを、奇声をあげながら見ていた。自分では死んだ蝉しか、つかめなかったけれど。。。
8月7日にはカズの実家である釧路に向けて飛んだ。今回は釧路に行く前に、旭川で皆で集合した。カズの両親とお姉さんの家族。みんなで人気の旭山動物園を訪れた。でも、このことは次回に書くとしたい。
2011年8月24日水曜日
日本の夏休み
8月3日から日本に一時帰国している。カズの実家である釧路で、そして私の実家のある大阪で子供達と楽しい夏休みを過ごしている。気づけばもう三週間が過ぎていて、ドイツに立つまで残すは4日間のみだ。
三週間の間に、子供達といろんなことを体験した。ドイツの毎日とはまったく違う日々。いや、夏休みはいつだって、どこだって特別でワクワクするものなのだ。子供ができて、楽しいのはこのワクワクを横で少しおすそ分けしてもらえること。この世界の何もかもがまだまだ新鮮な輝きを放っているその子供達の視点、そして驚きを、ちょっぴり一緒に体験できること。
夏の海の色、むくむくと肉厚な雲、砂に見え隠れする綺麗な貝殻、水にもぐった瞬間に遠ざかる喧騒、足の裏が焼けるような砂の熱さ、海の家で食べる何とも美味しいヤキソバの味、子供の頃にドキドキしたこと。
子供達の心にはどんな夏休みの景色が焼き付いただろうか。
三週間の間に、子供達といろんなことを体験した。ドイツの毎日とはまったく違う日々。いや、夏休みはいつだって、どこだって特別でワクワクするものなのだ。子供ができて、楽しいのはこのワクワクを横で少しおすそ分けしてもらえること。この世界の何もかもがまだまだ新鮮な輝きを放っているその子供達の視点、そして驚きを、ちょっぴり一緒に体験できること。
夏の海の色、むくむくと肉厚な雲、砂に見え隠れする綺麗な貝殻、水にもぐった瞬間に遠ざかる喧騒、足の裏が焼けるような砂の熱さ、海の家で食べる何とも美味しいヤキソバの味、子供の頃にドキドキしたこと。
子供達の心にはどんな夏休みの景色が焼き付いただろうか。
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