2010年4月22日木曜日

お泊り会 『魔女の森』




 昨日は幼稚園での「お泊り会」。年長さんたちの毎年の恒例行事だ。レイも友達たちも、もう何日も前から楽しみにしていた。「もう7回寝たらお泊り会」「もう6回寝たら。。。」「もう5回寝たら。。。」と毎日指折り数えて待っていたのだ。そしてようやくその当日、夕方6時にマットレスやお布団など寝具全てを持って幼稚園に集まる。ママたちと一緒にそれぞれのベットを作って、お別れ。あんなに楽しみにしていたのに、やっぱり寂しそうな顔をする。なんたって初めて家族を離れての外泊なのだ。そりゃちょっと寂しいよね。でもすぐに素敵なお泊り会、その名も『魔女の森』は始まるのだ。きっとママのことなんて、すっと忘れちゃうに違いない。
 
 そして今朝。どんな顔をしているんだろうと、ドキドキしながら迎えに行く。すると興奮に顔を輝かせた子供たちが飛び出てくる。懐中電灯を振り回したり、手作りのお化けを見せてくれたり、とにかく興奮が冷めやらない様子。
 昨晩は暗くなってから、散歩に出かけてお化け探しをしたらしい。その後、幼稚園のお庭の大きな木の下で火を焚いて、そのまわりに座ってお化けのお話を先生が聞かせてくれたそうだ。幼稚園の中も魔女やお化け、フクロウにクモと不気味なものがいっぱい天井から釣り下がっている。こういう演出は、ドイツの先生たちはとても上手。子供たちが最大限に楽しめるようにしてくれている。朝ごはんも、お化けの部屋で食べて、お泊り会はお仕舞い。
 子供たちは昨夜、なんと12時半まで起きていたそうだ。この楽しい夜を一緒に過ごした仲間たちと、8月からは小学校に一緒に行く。レイもきっと心強いだろう。

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