2010年6月26日土曜日

運動会

 今日は、全日制日本人学校と日本語補習校合同の運動会でした。
 ぎらぎらと照る夏の太陽の下、子供たちは精一杯走って、踊って、叫んで楽しんでいました。私自身、運動会に参加したのなんて、もう随分久しぶり。高校で最後の運動会をしてからもう20年程が経つ。。。運動会の雰囲気をすっかり忘れていた私は、今日の運動会にぐわっと心を揺らされた感じでした。子供たちからあふれ出るパワーにただ圧倒されました。子供って、一途で全てをなぎ倒してゆくほどの強い力を秘めている。その力を出してあげる機会を作るのは、とても素晴らしいことだと思いました。
 

2010年6月25日金曜日

勝ったー!!

 勝った、勝った、勝ったー!!!それも3対1の完璧な勝利。いやー、素晴らしかった。興奮して、大声で叫んでしまった。それにしても本田の華麗なボールさばき、かっこよかったなぁ。そしてあの本田と遠藤のフリーキック、すごかったなぁ。
 そういえば、試合後に無理やり(だと思う)ドイツのテレビのインタビュー(もちろんドイツ語)に、答えさせられていた可愛そうな長谷部。言葉は少なかったけど、さわやかな笑顔でフォローしていた。素敵でした。

2010年6月20日日曜日

善戦


 昨日の日本対オランダ戦を録画しておいて、子供が寝てからゆっくりと見た。あの強烈なオランダのシュートはおいておいて、かなりの善戦をしたと思う。後半などはするどい攻撃があったし、次のデンマーク戦に期待がもてる。引き分けでも決勝トーナメントに進めるわけだし、頑張って欲しいと思う。
 それに較べて、ドイツの試合はかなりみじめだった。ドイツ人は浮かれに浮かれていただけに、手痛い敗北に皆しょぼんとしてしまった。若いチームなので、調子に乗るといいけど、ひとつ上手くいかないと、がたがたになり、ちゃんと立て直せないんだなぁと感じた。試練ですね。それでも良いチームなのだし、決勝トーナメントに行ける可能性はかなりあるのだから、気を取り直して頑張ってもらいたい。
 
 お庭の、小さい池には今1センチくらいの小さな小さなカエルが、たくさん泳いでいる。後ろ足だけが出たもの、尻尾がまだ長いもの、いろいろいて面白い。同じ時期に卵から出てきたのに、結構成長の速度が違うのも面白い。とにかくトウは毎日、おたまじゃくしとカエルにかなりの時間を費やす。池から何十匹も掬い取っては、バケツにいれて観察する。最後にはまた池にかえしてあげるんだけど、カエルにとっては恐怖だろうなぁ。まあ、鍛えられてかなりタフなカエルになるに違いない。大きなカエルに成長すると、カエルたちはそろってどこかへ放浪の旅にでる。それまでトウの楽しい観察の日々は続きます。

2010年6月15日火曜日

第一戦

 ワールドカップ第一戦。ドイツも日本も白星スタートでなにより。しかしドイツはびっくりするぐらい強かった。中盤の要だったはずのバラックもいないのに、すばらしい試合振り。
 ドイツ人は「今大会は優勝する」と信じている人が多い。なぜか?その理由は「前ワールドカップ3位」「前ヨーロッパカップ準優勝」なので順番からすれば、3、2、1でつまりは今回は優勝という訳。ほんまかいな。。。でも第一戦を見ると、それも真実味が出てきた。
 日本対カメルーンの試合も、ずっと見ていたけど、かなり退屈な試合だった。テレビ中継のアナウンサーも「稀に見る程度の低い試合」とか「両チームともボールコントロールが悪すぎる」とかひどいことばかり言うので、テレビを見ているのも苦痛だった。試合の後には頭痛がした。まあとにかく勝ったんだからいいか。次の試合も頑張って欲しいです。

2010年6月6日日曜日

初夏





 ここ数日、30度近くまで温度があがった。ドイツでは梅雨もなく、突如暑い日がやってくる。一旦暑くなると、日差しの強さにくらくらする。でも湿度が低いので、影に入るとびっくりするほど涼しい。
 もう慣れたとはいえ、春と夏とがなんだかはっきりと分かれていないことに、いまだに寂しくなったりもする。圧倒的な冬の存在の裏で、春も夏もドイツ人にとっては「太陽のきらきらする季節」なのかもしれない。
 今日は、子供たちと散歩がてら近くの公園に行った。公園までの道は、小川が横を流れる美しいポプラ並木だ。30メートルに届くかというようなポプラの大木が道をトンネルのように覆っている。風が吹くたびに、その大木から雪のような白くてふわふわしたものが大量に飛ぶ。道の上にも白いものが降り積もっている。初夏に雪が舞うその様を写真に写したかったのだけど、私の下手な腕前では到底無理だった。。。ので公園に降り積もっている綿毛を撮ってみた。
 公園は、水で遊べるようになっていて、子供たちは嬉々として水と泥で戯れていた。隣の草原では、水着で日光浴を楽しむ人の姿も見えた。そして夕方には、夕立がやってきた。まさしく夏らしい一日だった。