2010年7月31日土曜日

Wengen

7月20日~7月25日、スイスのヴェンゲン( Wengen )へ旅行した。ユングフラウ(Jungfrau 4158m )、メンヒ( Moench 4099m )といったアルプスの山々が間近に見える、小さくて静かな村だ。旅の前半は天候にも恵まれ、ヨーロッパで最も高いところにある展望台、ユングフラウヨッホ( 3454m )へも登山鉄道で登ることが出来たし、ハイキングも楽しむことができた。アルプスの山々は崇高に聳え立ち、その美しさを語るに足る言葉を見つけるのは難しい。

氷河を抱くユングフラウ

ホテルの窓からの景色

ホテルの入り口の灯

刻々と姿を変える山々

緑の丘を登ってゆく登山電車

カウベルをつけた牛たち。ゴロン、ゴロンというとても優しい音がする

ハイキングの途中で

ハイキングを楽しくする可愛い花たち

谷を登ってくるダイナミックな雲

カタツムリを見つけたトウ

2010年7月19日月曜日

ケルンの大聖堂



 5日ほど前から、カズの両親がドイツまで遊びに来てくれています。子供たちはもう大喜び。日がな一日、おじいちゃん、おばあちゃんと遊んでいます。でも昨日はケルンまで、世界遺産の大聖堂を見に電車で遠足をしてきました。
 デュッセルドルフからケルンまでは、電車で30分ほどの距離です。「電車大好き」のトウは乗る前から緊張気味。乗った途端、窓側の席に姿勢を正して座り、窓の外を凝視していました。その真剣な眼差しは、3歳の子のそれとは思えないほど。そんなに好きなのか。。。と私はトウを凝視してしまいました。
 ケルンの駅を降りると、すぐそばに大聖堂は聳え立っています。何度見ても、その威容は心を打つものがあります。日曜日だったので、中ではミサが行なわれていました。大木のような柱が林立する中で、賛美歌の静かに流れるさまは、キリスト教徒でなくとも、敬虔な気持ちを起こさせてくれます。そこは教会の外の喧騒が嘘のような別世界です。
 昨日は、塔の上にも登りました。永遠に続くかと思われる螺旋階段。いやいや、キツかった。。。かなりふらふらになったけど、楽しい思い出になるでしょう。

2010年7月16日金曜日

卒園


レイが今日で卒園しました。あのレイの肖像を持って最後のお迎えに行きました。クラスの机の上には、今日卒園する子供たちが長い幼稚園生活の中で描いた絵や作品がたくさん集められいて、それぞれの可愛い入れ物に入れられていました。たくさんの写真も一緒に。
先生がレイを抱きしめながら「ああ、あなたと過ごした日々は、本当に素晴らしかった。。。」と泣き出すので、レイまでぼろぼろと泣いてしまいました。他の子達は結構、さっぱりとして「レイ、何で泣いてるの?」なんて聞いていたんだけど。
3歳を前にして幼稚園に入園したレイは、最初ドイツ語もろくにしゃべれなかったのです。先生たちはそれで、特に外国人であるレイとパミダには目をかけてくれていたのでした。あらから三年半、本当に成長したなと感無量です。そして私自身も多くのことを学びました。

2010年7月12日月曜日

幼稚園への贈り物


 レイの通う幼稚園では、幼稚園を去るときに、幼稚園へのプレゼントとして、板に子供の肖像を模ったものを親が作って渡すのが恒例となっています。だから幼稚園の中庭には、今まで卒園していった子供たちの肖像が立て札のようにベランダの柵にたくさん据え付けられているのです。日曜大工が盛んなドイツっぽい贈り物ですよね。全て親が手作りしなくちゃいけないと聞いて、最初はぎょっとしたものの、なんとか完成しました。
 私はスケッチと色塗り担当。カズは板を電動ノコで切り抜き、最後に透明ラッカーを塗ってくれました。

2010年7月9日金曜日

パウル君

 今や世界的に有名になったタコのパウル君。どうやら先程、3位決定戦ドイツ対ウルグアイの占いが行なわれた模様。結果はドイツの勝利。今回のワールドカップ、いままで完璧な占いを見せていたパウル君、今回も当たるのでしょうか。ドイツ敗北の予測を的中させてしまってから、風当たりが強く、から揚げにされそうな勢いだったパウル君、今回はかなりの重圧だったのでは。。。報道陣も押し寄せていたようだし。。。
 そのパウル君なのですが、今年のイースターに私たちがその水族館を訪れた時、トウはパウル君のことをとても怖がったんです。昨日、友人が電話をかけてきてくれてその事実に気付きました。トウはパウル君から何か異常な力を感じ取ったんでしょうかねぇ。

猛暑


 こんなに暑い夏は久しぶり。何年ぶりだろう?最初は喜んでいたけれど、あまりにも暑い。。。で、子供たちは幼稚園でも、家でも水遊びをしている。子供たちには素晴らしい夏に違いない。
 しかし問題は夜。お日様が9時半ごろまで粘り強く照ってくれるおかげで夜になっても気温がなかなか下がらない。昨夜はあまりの寝苦しさにトウが、寝ながら呻きだしたので、マットレスを下の居間に持ってきて、子供たちをそこに寝かせ、親はソファで寝た。それで、ようやく皆ぐっすり眠ることができた。
 30度近くある熱帯夜にクーラーも扇風機もなしで過ごすのは結構大変なこと。でも一階は、びっくりするほど涼しいのです。日中35度くらいまで気温の上がる日でも、一階の部屋では快適に過ごすことができます。湿度の差はこういうところに出てくるんですね。

最後の遠足


レイの幼稚園での日々も、そろそろ終わろうとしている。7月16日が最終日だ。こちらの幼稚園には、卒園式といったものが、(もちろん入園式も)ないので、子供たちはあっさりと幼稚園を後にするわけだけど、代わりに「最後の遠足」なるものがあった。親たちもお昼からは一緒に参加して、最後のピクニックが行なわれた。炎天下のピクニック。ぎらぎらとした日の中にいると、肌が焦げてゆくのが分かる。でも日陰に入れば、すっと涼しくて、皆のおしゃべりと聞きながら、気持ちよく眠ってしまいそうだった。

2010年7月3日土曜日

サクランボ



今年もサクランボがたわわに実った。子供たちも梯子に登って実をもぎとっては口へと運んだ。真っ赤で可愛いサクランボ。甘い汁がじゅわっと口に広がる。