2011年6月22日水曜日

歌のコンサート


 レイの小学校の他、10校ほどが合同で行なう歌のコンサートに行ってきた。これは市が企画しているもので、10曲ほどの民謡を子供達がそれぞれの学校の音楽の時間に熱心に練習し、その成果として、集まってコンサートをするのだ。トーンハレという、この市では一番由緒ある美しいホールで催された。
 
 何百人という子供達が一斉に合唱する、その歌声は凄かった。父母達はホールの上の方に席をもらえるのだけど、子供達の歌声とエネルギーの渦が上へと湧き上がってきて、圧倒された。そしてレイがこの歌声の中に溶け込んでいるのだと思うと、涙が出てきた。
 小学校に上がる前、レイは学校で皆とうまくやってゆけるだろうか、本当に楽しく過ごせるのだろうかと随分心配をした。心配しだすと止まらなくて、夜中に寝られなくなってしまうこともあった。でも彼女は今、この歌声のひとつなのだと思うと、何か心にしみてくるものがあった。
 最後の曲は、デュッセルドルフの曲。子供達は腕を取り合って、体を揺らしながら歌っていた。ホールが揺れるようなアンコールの呼びかけの後、再びデュッセルドルフの歌。ドイツ人は郷土愛がとても強いのだ。何だかとても楽しかった。

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