2011年9月2日金曜日

2011 夏休み 4 (白浜)


 8月13日、再び大阪に戻ってきて、数日してからカズは一人で先にドイツへ立った。カズが旅立つ前に皆で、鉄板焼きのステーキを食べに行ったな。これは毎度恒例の行事。
 ドイツに暮らしていて「日本に帰って何が一番食べたいか?」という質問されるときがあるけれど、私の答えは「新鮮な生魚と、やわらかい牛肉」。つまり「寿司とステーキ」。これがドイツでは食べられないものの筆頭だと思う。
 もちろん大阪人としては「うどん」だって食べたいし、他にも焼き魚だって、煮魚だって、お漬物だって、和菓子だって、もういろんなものを食べたい訳で、日本に帰ってくると、途端に太ってしまう。日本にいる皆様と会うときは、いつも太っているので私としても少々悲しいし、みっともなくて申し訳ないんだけど、こればかりはどうしようもない。だって、美味しいんだもの!!それにまた当分食べられないと思うと、浅ましいことにこれでもかってぐらい食べてしまう。まあ、いいや。
 とにかく大阪に帰ると、一度は鉄板焼きのおいしいステーキを食べに行く。目の前で焼いてくれるステーキは、迫力も満点。とにかく美味しい。レストランを出るときにはいつもお腹がぱんぱんだ。写真はレストランに昔から置かれている闘牛の剥製。私が子供だった頃から置かれている記憶があるけれど、それから何代目かの牛さんなんだろう。
 お盆も明けた週末、オーパ(私の父)とオーマ(私の母)が私達を白浜(和歌山)へ連れて行ってくれた。二年前に帰国したときも、子供達は白浜の海で遊んだけれど、今回は二人とも水中眼鏡をつけて潜ることも出来るようになったし、ますます海を楽しんだことと思う。海の中で、自分の足の下を泳ぐ魚を見つけたとき、レイアは大興奮だった。次に来るときは、岩場でも潜れるようになっているかな?砂浜とは違って、岩場にはたくさんの生物が生息していて面白いものね。砂浜とはまた違う楽しみがある。
 ああ、私にとって日本の夏の海がどんなに特別なものか、ということを思い出す。さまざまな日本の夏の光景は、海に遊びに行った時に脳裏に焼き付いたもの。砂浜の眩しさや、海の匂い、民宿で足を洗ったときの水道水の冷たさ、路地の影の濃さ、西瓜割り、虫の声。言葉では表現しつくせないもの。
 また次はいつ来れるかな。




0 件のコメント:

コメントを投稿