2011年9月1日木曜日

2011 夏休み 3 (釧路)

 8月9日、電車に乗って旭川から釧路までやってきた。電車大好きのトウマは、電車に乗れるということで興奮していたのだけど、乗る電車があまり特急列車らしくない、銀色のごく普通の車体だったことにちょっとがっかりしていた。他の車線に停車している「ノロッコ号」の方を、羨ましそうに眺めていた。
 釧路に到着すると、旭川に較べてぐっと気温が下がったことにすぐに気が付いた。今年は釧路にしては、とても暑い夏らしいのだが、夕刻になると気温はすっと下がり、過ごしやすくなる。
 それから5日間。特別なことは何もしなかったけれど、とても楽しい、くつろいだ時を過ごした。子供達はいっぱい、いっぱい、おじいちゃんとおばあちゃん、そして従兄弟のユウ君と遊んだ。
 昼には外でプールに入り、日が暮れると花火をした。ネズミ花火には大人も子供も大興奮だった。暗闇を火花がしゅるしゅると動き回って、最後にバンッと爆発する。昔は怖くてしょうがなかったけど、大人になって見てみると、面白い。子供達もギャーと悲鳴を上げながら見ていた。きっと忘れないだろう。
 近所の盆踊りに参加できたのも楽しかった。盆踊りを見たのは何年ぶりだろう。昔、子供の時には近所の小さな小さな盆踊りに毎年参加していた。大きくて派手で洗練されている「お祭り」も好きだけど、小さな盆踊りの中に、より濃く日本の土着の文化が残っているような気がして、盆踊りの音を聞き、ぼんやりと光る提灯の列を眺めると、たまらなく懐かしい感じが私にはする。
 トウマもレイアも見よう見まねで、嬉しそうに踊っていた。盆踊りの踊りは決して難くはない。子供から老人までが一緒に踊れる踊りというのも、世界では珍しいかもしれない。



2 件のコメント:

  1. 何年か前の大晦日、
    レイちゃんが花火に恐る恐る挑戦していたのを思い出しました。
    とってもエレガントなおねえさんになったねぇ~

    盆踊りを踊っている二人を是非見たかったな。

    返信削除
  2. 花火はまだ少し怖そうだけど、お姉さんとしてエレガントに振舞わねばならないときもあるよね!?

    返信削除