2009年5月24日日曜日

四季



すかっと雲ひとつなく晴れた空。日差しがきつい。家にいると肌寒いくらい。でも外に出ると、肌がひりひりするような太陽。ドイツには日本のような四季がない。
 日本とは四季のはっきりした気候なのだと、改めて思う。春から夏の間に梅雨があるというのも関係しているのかもしれない。梅雨が終わり、下から上昇してくる高気圧の力が勝ると夏が来る。そして蝉が鳴き始める。ドイツはと言えば、4月中旬くらいから20度を超える暑いような日もやってくる。でも大抵の夏は、5月から7月の間、絶えられないような暑さの日が1から2週間ほどあるだけ。後は日本的に言えば春か夏か分からないような日が続く。
 日本のうだるような暑さからみると、それはそれで羨ましいのかもしれない。でも日本で生まれ育ったものとしては、やはりうだるような暑さや蝉の鳴き声や、夕方の水撒きの後の湿った匂いが懐かしくなる。だから皆に「何でまた夏に。。。」と言われながらも夏に一時帰国するのを決めてしまった。
 しかしそれに付き合わされる子供たちと北海道出身の夫には、つらいだろうな。あの暑さと、それからクーラーの冷たさ。それでもやっぱり日本の夏は楽しいと思うなー。

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