昨日は小学校のマルティン祭だった。昨年も書いたけれど、マルティン祭とは何かもう一度書こう。
聖マルティンは凍りつくような寒い日、吹雪の中を馬にのっていた。すると道端に乞食が震えていた。聖マルティンはためらわず、剣をさっと抜くと、自分のマントを真っ二つにきり、半分を乞食に与え、そしてまた去っていった。という逸話により、聖マルティンを称えるお祭り。
子供たちは学校で、幼稚園でめいめい手作りしたラテルネ(提灯)を手に行列をくんで街を練り歩く。行列の先頭は馬にのった聖マルティン。そしてしんがりには音楽隊が音楽を奏でつつ行進する。
夕方から始まり、ラテルネの灯火とともに歩くとても美しい行事。しかし、昨日は残念な雨。そして雨天でもなんでも決行するのがドイツ。それも行列に邪魔になるので、大抵、傘はさしません。もちろん終わったときは、子供も大人もずぶ濡れ。本当は行列の終わったあと、子供たちはご近所のオウチをまわり、歌を歌ってはお菓子をもらうのだけど、昨日はさすがにもう元気がありませんでした。
幼稚園のマルティン祭は次の火曜日。晴れるといいんだけど。。。
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