2009年6月12日金曜日

ロミー


 今日はレイの幼稚園のお友達、ロミーが遊びに来た。ロミーはまだ三歳。ドイツの幼稚園は大抵どこでも2歳から6歳までの縦割りのクラスである。つまり一クラス20人くらいの中に、様々な年齢の子供がいる。とは言え、この年齢の一年というのはかなり大きな差であるので、同じ年齢の子供たちが自然と一緒に遊ぶようになる。それでももちろん、お兄ちゃんお姉ちゃんたちが小さい子達の面倒を見たりもする。ロミーはどうやらレイになついているようで、おとついロミーのパパが幼稚園に迎えに来たときに、「レイの家に今から行くんだ」とごねたそう。それで、戸惑った両親が「遊びに行かせてもいいかしら?」と尋ねてきた。
 もちろん快諾。今日の午後、ママに連れられてやってきた。どうやら幼稚園のお友達と外で会うのは初めてらしくて、本人は大興奮。ママはちょっとそわそわしている。
 レイとロミーはむぎゅっと抱き合って踊った後、家に駆け込んで行った。ママは2時間半後に迎えに来ると約束して去っていった。さてさて上手くゆくのかしら?私もちょっと不安気味。そっとレイの部屋をのぞきに行くと、レイが何やら一生懸命説明している。頑張ってお姉ちゃんぶりを発揮しているらしい。私の姿を見つけると、「下に行っといてよー」と怒鳴られる。ちょっと安心して降りてくる。
 一時間ほど部屋で遊んでから、外で遊びだす。外で遊ぶときだけはトウも仲間に入れてもらえて、トウも喜んでいる。砂場で遊んだり、さくらんぼを集めて食べたり、お花を集めたり、としている内に時間は過ぎていった。5時半を少し回ったころ、両親(!)が迎えに来る。「とっても仲良く遊んでいましたよ」というと嬉しそうな二人。ところがロミー本人は両親を見たとたん「何でこんなに早く来たのよー。もっとここにいるんだからー」と大ムクレ。いやー、すごい剣幕。それまでめちゃくちゃおとなしく遊んでたのに。。。まあ、私としてはここが気に入ってくれたようで、嬉しかったけれど。
 温厚そうな丸顔のパパが困っているのはなんだか漫画みたいでかわいかった。ちなみにこのパパはこの街に4、5軒ほどあるパン屋チェーンのオーナー(の息子?)です。お陰で幼稚園のパーティーなんかの際には、ここからおいしいケーキやパンが届けられます。しかし今日は何のお土産もなかったな。。。今度ロミーが来るときはケーキでもねだろうかしら?厚かましい?

2 件のコメント:

  1. 宝瓶院のカオリです。

    ブログ拝見しました。

    ドイツの生活すてきですね~
    どの写真もきれいで、私の生活とは違いますね!!当たり前ですが…

    またゆっくりとお会いできるの楽しみにしています。

    宝瓶院もブログしています。
    http://blog.goo.ne.jp/hobyoin

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  2. カオリさん、ブログ読んでいただいて光栄です。こちらも読ませていただきました!赤ちゃんとの幸せな日が綴られていて、こちらまで嬉しくなりますね。でもスゴイです。わたしなんて一人目の出産後は慣れない事へのストレスで鬱になりかけました。二人目を産んでようやく赤ちゃんって可愛いいんだと発見しました(笑)。ではまたお会いできるのをこちらも楽しみにしています。

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