毎年、クリスマス前の時期になると、クリスマスのお菓子がスーパーにずらりと並びます。そのうちの一つがこのレープクーヘンでできたお菓子のオウチ。毎年作ってみたいなぁと思ってたんだけど、なかなか実現しなかった。
でも今年はようやく購入。日曜日に家族四人で作りました。レープクーヘン、デコ用グミ&チョコ、マジパンのお人形が全部セットになっています。後は卵白とお砂糖を混ぜてノリを作り、オウチをそのノリでくっつけながら組み立ててゆきます。それからたくさんのグミやチョコを上にくっつけてゆき、ノリで雪のようにデコをして、お人形を置いたら完成。
かわいい!
ずっと飾っておきたいんだけど、レープクーヘンの匂いが魅力的で、すぐにもかじりつきたい。葛藤に悩まされながら、一日はそのまま置いておいたのだけど、昨日から皆ちょっとずつ食べ始めました。うーん、ヘンゼルとグレーテルの気分!オウチをちぎって食べていると、なんだか悪いことをしている気がしてきます。ほおら、モミの木の蔭から魔女のおばあさんがのぞいている!でも美味しくて止められない。
ちなみにグリム童話『ヘンゼルとグレーテル』のお菓子のオウチも原作ではやっぱりレープクーヘンで出来ていたのです。
2013年11月7日木曜日
秋休み(Nr.3) おまけ
おまけとして、ワイン街道の小さな村ニーダーモシュビルに日本でも有名だというフェルベールおばさんのジャムのお店があるというので行きました。本当に小さな村でした。村のよろず屋さんであろうお店の一角に、おばさんのジャムが棚いっぱいに並べられていました。私は「木いちごジャム」(やっぱり定番?)と「木いちごとバナナとチョコレートのジャム」(これはかなり冒険?)を買いました。家に帰ってから「木いちごジャム」を試しました。木いちごの美味しさが堪能できるというか、やっぱり普通の木いちごジャムとは違うんです。まるで森のクマさんが作ってくれたかのようなジャムでした。分かるでしょうか?何というか手作りのジャムなんだけど、普通のとはちょっと違って何か秘密の木の実なんかが入っていそうな感じ。家族四人で食べると、数日でなくなってしまいました。残念。もっと大きな瓶を買うんだった。
で、「木いちごとバナナとチョコレートのジャム」はまだ食べていません。
おまけのおまけ。帰国前夜に近所のイタリアンレストランでくつろぐ母と娘です。
秋休み(Nr.2) コルマール
リクヴィルを出た次の日はコルマールへ行きました。コルマールはかなり大きな街ですが、旧市街はお伽噺のような可愛い町並みが綺麗に残っています。街のあちこちに小さな運河が張り巡らされ、それもコルマールの特徴になっています。
木組みの家はドイツでもよく見られるものですが、フランスでは少し色彩が違う。どこが違うのかははっきりとは言えないんですが、ちょっとくすんだ趣のある色のように思います。カフェもさすがフランス。とってもお洒落です。
夜は運河沿いの小さくて瀟洒なレストランで、おいしいお魚のコース料理をいただきました。おいしかったな~。
2013 秋休み (Nr.1)
秋休みのことを、書いておかなければ!ドイツには二週間秋休みというのがあります。学校では9月から新学年が始まって、気を張り詰めて頑張っているとちょっぴり疲れてくる。そんな頃に秋休みがあって、ちょっと息抜きをすることができます。 今年の秋休みには、私の母と叔母が訪ねてきてくれました。10日間でしたが、私達の大好きなアルザスへも一緒に旅をすることができ、美味しいものをたーくさん食べて元気をつけてきました。お天気も素晴らしく、黄金の秋を堪能しました! まずはアルザスワイン街道のリクヴィルという街。見渡す限りのブドウ畑の真ん中に美しい街があります。秋でブドウ畑はまさしく黄金色。素晴らしい眺めでした。そしてもちろん毎晩美味しいワインを飲みましたよ。
2013年10月12日土曜日
2013年9月14日土曜日
図書館戦争
「新しい歴史教科書をつくる会」は11日、漫画「はだしのゲン」を有害図書とし、教育現場から撤去を求める要望書を下村博文文部科学相あてに提出した。要望書は、はだしのゲンについて「日本軍の残虐行為を捏造(ねつぞう)しているほか、天皇を侮辱する内容は学習指導要領に違反している」などと指摘。(朝日新聞 2013/09/12 より) 『図書館戦争』(有川浩)のファンタジーの世界が現実になる日も遠くないのかもしれない。行過ぎた検閲を実施し、有害図書として本を狩る。『図書館戦争』の中では、無抵抗では自由を守りきれなくなり、図書館が武装した図書隊を持つことになる。そうまでしなければ、人々が自由に好きな本を読むことのできなくなる日が本当にやってくるかもしれない、という戦慄を感じた記事だった。
2013年9月11日水曜日
慣れない日々
ああ、今日でやっと水曜日。トウマは順調に学校に通っている。でも新しい生活が始まるときって、いつもとてもしんどい。リズムがまだつかめていないんだね。その上に、トウマとレイアの新しい習い事も加わって、毎日毎日がよっこらしょって感じで過ぎてゆく。今日は夕方7時半からレイアの新年度クラス説明会。クラスの保護者が集められて、親のクラス代表委員が選ばれたり、先生から一年間の行事の説明があったり、と2時間ぐらい会は続く。明日はトウマのクラス。多くの親達との親睦を深められる良い機会だし、先生のこともよく分かるんだけど、やっぱりいろんな人と連日会って話すのはしんどいです。週末が待ち遠しい・・・って、土曜日はレイアの校内漢字検定だ。これもまた、頑張ってもらわなきゃ。
2013年9月8日日曜日
入学式
先週の木曜日、9月5日、トウマは小学校に入学しました。教会での式を終えてから、小学校で在校生による歓迎式が行なわれ、その後新一年生達は初めての授業へと教室へ入ってゆきました。新入生一人一人に、最高学年の4年生たちが「世話人」としてつき、責任をもって学校の施設や仕組みを教えてあげます。トウマの「世話人」は誰かって?もちろんレイアです!最初に教室へ向かう時も、新入生はこの「世話人」に手を取ってもらって並んでゆきました。緊張していたトウマもレイアの顔をみて、ちょっと安心したのがよく分かりました。やっぱり兄弟っていいもんですね。そしてちょうどトウマが入った時に、レイアが4年生であることも面白い偶然です。でもそうやってお兄ちゃん、お姉ちゃんが4年生にいる子が4人もいます。パミダの弟のアリアンも然り。トウマとアリアン、どんなふうに成長してゆくのか楽しみです。
2013年8月26日月曜日
ロードス島
ギリシアのロードス島へ行ってきました。容赦なく照りつける太陽と青い海、色鮮やかな南国の花に新鮮な魚料理。素敵な5日間の旅でした。ホテルの庭を通り抜けると、何キロにもわたる砂浜が続いています。砂は小石混じりなのですが、それゆえに海の浅いところにも、岩礁があって、いろんな種類のお魚が泳いでいるのを見ることが出来ました。大人も子どもも夢中になりました。
三日目には、ロードスの旧市街を訪れました。中世の姿を残すロードス旧市街は世界遺産にも指定されています。14世紀から15世紀にかけて、強大になりつつあったオスマン・トルコ帝国。それに対するキリスト教世界の最前戦としてロードス島は位置し、当時その島を治めていた聖ヨハネ騎士団の騎士達がスレイマン一世率いるオスマン・トルコと壮絶な戦いを繰り広げたのです。そのため旧市街はぐるりと堅固な城壁に二重に囲まれています。旧市街には騎士達の宮殿、病院などヨーロッパの中世の重厚な建物がたくさん残っています。でも旧市街の狭い路地を埋め尽くすようにお店がひしめき合い、商品が所狭しと並べられ吊るされ、賑やかな喧騒が街を包んでいる様子は、とてもアジア的です。1522年、5ヶ月に渡った死闘の末、聖ヨハネ騎士団はロードス島を追放されます。その後400年間にわたってトルコ領だったため、アジア的な雰囲気が濃厚であることもまた当然と言えます。つまりヨーロッパ的なものとアジア的なものが、融合して、独特の雰囲気を醸し出しているのが、魅力的でした。
さて、この日以外は、毎日海とプールで過ごしたのでした。夏をいっぱい吸収してきました。
三日目には、ロードスの旧市街を訪れました。中世の姿を残すロードス旧市街は世界遺産にも指定されています。14世紀から15世紀にかけて、強大になりつつあったオスマン・トルコ帝国。それに対するキリスト教世界の最前戦としてロードス島は位置し、当時その島を治めていた聖ヨハネ騎士団の騎士達がスレイマン一世率いるオスマン・トルコと壮絶な戦いを繰り広げたのです。そのため旧市街はぐるりと堅固な城壁に二重に囲まれています。旧市街には騎士達の宮殿、病院などヨーロッパの中世の重厚な建物がたくさん残っています。でも旧市街の狭い路地を埋め尽くすようにお店がひしめき合い、商品が所狭しと並べられ吊るされ、賑やかな喧騒が街を包んでいる様子は、とてもアジア的です。1522年、5ヶ月に渡った死闘の末、聖ヨハネ騎士団はロードス島を追放されます。その後400年間にわたってトルコ領だったため、アジア的な雰囲気が濃厚であることもまた当然と言えます。つまりヨーロッパ的なものとアジア的なものが、融合して、独特の雰囲気を醸し出しているのが、魅力的でした。
さて、この日以外は、毎日海とプールで過ごしたのでした。夏をいっぱい吸収してきました。
2013年8月10日土曜日
2013年7月27日土曜日
車の故障
夏らしい太陽の光が降り注ぐ。これほど暑い夏も久し振り。ドイツでは4年に一度ぐらいの割合でしか、こういう夏は訪れない。ということで、体は暑さに負けてバテているんだけど、気持ちは嬉しい。何といっても私は夏が好きだから。
で、昨日は日本人の友人達とライン川沿いの屋外プールへ行く約束をしていた。1時ごろにレイアと一緒にトウマを幼稚園へ迎えに行き、そのまま車でプールへ向かうつもりだった。それが幼稚園からトウマを連れ出して、車に乗り込んだものの、エンジンがかからない。何度キーを回しても車はウンともスンとも言わない。汗が吹き出る。車が故障するのって、精神的ダメージが大きい。子ども達は「プールへ行きたいよー」と泣き声を出す。
はあーっ、とため息一つ。じたばたしても、どうしようもない。車をそこへ停めたまま、バスと地下鉄、最後にもう一度バスに乗り、プールへ出かけた。車だったら20分足らずのところを、一時間以上もかかってようやくプール最寄のバス停に到着した。バスを降りてからも、並木道を歩き、広い草原の横を歩き、こんなところに本当にプールがあるんだろうか?と不安になった頃、ようやくプールの青い水面が見えた。3時ごろに着いて、7時半頃まで遊び続けた。カズが仕事を終えてから、プールまで迎えに来てくれた。
そして今日、車を見てもらうためにADAC(日本のJAFに当たるもの)をよんだ。どうやらエアーバックが変なことになっているらしく、というか車がそういう判断をするために、エンジンがかからないということ。つまりモーターではなくて、電気系統の故障なので、電気系統を全部切ってしまい、ADACの人がエンジンをかけてくれるから、そのまま修理してくれる車屋さんまで走ってゆこうということになった。
「電気を切るから、ハンドルが重いよ。止まってしまうと、ハンドルは動かないよ」と言われた。試しに乗ってみる。想像以上にハンドルが動かない。(機械でハンドルを回しやすくしていた昔と違い、現在はハンドルも電気で軽く回せるようになっているために、電気がなくなると、ハンドルはものすごく重いらしいです)車を駐車スペースから出すだけで、5回も6回も切り返さなければいけない。それでもハンドルが回らなくて縁石にタイヤを乗り上げた。かなり不安になる。「駄目だったら、牽引車をよぶよ」と言ってくれるが、そうするとお金がかかる。
「なんとか頑張ってみる」と言って、走り出す。私の車はオートマなので、電気を切っていると一速から、ギヤさえチェンジ出来ない。メーターも動かないので、何キロかも分からない。(30キロぐらいだったはず。)指示器も動かないし、窓も開けられない。ハンドルをなるべく回さないでも良いように、そして車がなるべく停止しないように、全神経を集中して走った。それでも何度かエンストしかけて冷や汗をかいた。後ろからADACの人が付いて走ってくれていることが慰めで、気力が何とか持った。車屋について時は、全身でため息をついた。ほっとした。
結局は大した故障ではなかったらしく(私には理由はよく分からなかった。カズも説明してくれたんだけど・・・?)、何時間後かには車を取りに行くことが出来た。でも少しの間、車に乗るのが嫌になるぐらい、恐ろしい体験だった。
で、昨日は日本人の友人達とライン川沿いの屋外プールへ行く約束をしていた。1時ごろにレイアと一緒にトウマを幼稚園へ迎えに行き、そのまま車でプールへ向かうつもりだった。それが幼稚園からトウマを連れ出して、車に乗り込んだものの、エンジンがかからない。何度キーを回しても車はウンともスンとも言わない。汗が吹き出る。車が故障するのって、精神的ダメージが大きい。子ども達は「プールへ行きたいよー」と泣き声を出す。
はあーっ、とため息一つ。じたばたしても、どうしようもない。車をそこへ停めたまま、バスと地下鉄、最後にもう一度バスに乗り、プールへ出かけた。車だったら20分足らずのところを、一時間以上もかかってようやくプール最寄のバス停に到着した。バスを降りてからも、並木道を歩き、広い草原の横を歩き、こんなところに本当にプールがあるんだろうか?と不安になった頃、ようやくプールの青い水面が見えた。3時ごろに着いて、7時半頃まで遊び続けた。カズが仕事を終えてから、プールまで迎えに来てくれた。
そして今日、車を見てもらうためにADAC(日本のJAFに当たるもの)をよんだ。どうやらエアーバックが変なことになっているらしく、というか車がそういう判断をするために、エンジンがかからないということ。つまりモーターではなくて、電気系統の故障なので、電気系統を全部切ってしまい、ADACの人がエンジンをかけてくれるから、そのまま修理してくれる車屋さんまで走ってゆこうということになった。
「電気を切るから、ハンドルが重いよ。止まってしまうと、ハンドルは動かないよ」と言われた。試しに乗ってみる。想像以上にハンドルが動かない。(機械でハンドルを回しやすくしていた昔と違い、現在はハンドルも電気で軽く回せるようになっているために、電気がなくなると、ハンドルはものすごく重いらしいです)車を駐車スペースから出すだけで、5回も6回も切り返さなければいけない。それでもハンドルが回らなくて縁石にタイヤを乗り上げた。かなり不安になる。「駄目だったら、牽引車をよぶよ」と言ってくれるが、そうするとお金がかかる。
「なんとか頑張ってみる」と言って、走り出す。私の車はオートマなので、電気を切っていると一速から、ギヤさえチェンジ出来ない。メーターも動かないので、何キロかも分からない。(30キロぐらいだったはず。)指示器も動かないし、窓も開けられない。ハンドルをなるべく回さないでも良いように、そして車がなるべく停止しないように、全神経を集中して走った。それでも何度かエンストしかけて冷や汗をかいた。後ろからADACの人が付いて走ってくれていることが慰めで、気力が何とか持った。車屋について時は、全身でため息をついた。ほっとした。
結局は大した故障ではなかったらしく(私には理由はよく分からなかった。カズも説明してくれたんだけど・・・?)、何時間後かには車を取りに行くことが出来た。でも少しの間、車に乗るのが嫌になるぐらい、恐ろしい体験だった。
2013年7月23日火曜日
幼稚園への贈り物
トウマの通う幼稚園では、幼稚園を出てゆく子供たちが、自分の自画像を木に模ったものを幼稚園への贈り物として渡すのが慣例。レイアの時も作った。レイアの像は今も幼稚園の庭にかかっている。確かに素敵な贈り物なんだけど、作るのは結構大変。
木の板に私がトウマのスケッチを描き、カズが電動ノコで型に切り取り、私がアクリル絵の具で色を付け、最後にカズがニスを塗った。ようやく完成。
実は卒園のお祝いパーティーが先週の金曜日に幼稚園で行なわれて、そのときに大半の親はこの木の自画像を渡したんだけど、私はその日にあった「絵本と童話のワークショップ」の準備で、時間が足りなかった。4日間遅れちゃったけど、なんとか自分達で仕上げたことに満足。トウマの大好きなクジラの絵もちゃんとつけられたよ!
でも、ごめんね、トウマ。金曜日はちょっと悲しかった筈。でもそういうところ、トウマはやさしい。「いいよ、ママ。大丈夫だから」って言ってくれた。どんどん逞しくなるトウマ、小学校でも頑張ってね。
2013年7月20日土曜日
2013年7月19日金曜日
絵本と童話のワークショップ
友人がやっているプレイグループの場所を借りて、「絵本と童話のワークショップ」、つまり絵本と童話の講座なるものを開いた。
2時間の講座を、一日に3回行なった。それぞれ10人から15人ぐらいの参加者があった。
テーマは「どういう絵本を子供に与えればよいのか」、「子供が楽しくドイツ語に触れるためのドイツ語絵本」また「ドイツの童話について」。
大きなスーツケースいっぱいに絵本と童話を詰め込んで行き、それを見てもらいながら、たくさんの本を紹介した。童話は有名なもの(ドイツの作家が書いて日本語に翻訳されているものを中心に)を、時代を追いながら、物語の時代背景について、作者についてのお話を取り混ぜながら、紹介した。
小さいお子さんをお持ちのお母さんが大半だったので、みんな興味を持って真剣に話を聞いてくれた。いろんな意見や質問も出た。
最後には「とっても面白かった。定期的にこういう会をぜひ開いてください」と仰る人も多くて、嬉しかった。自分の専門分野で何かをなし、人が興味をもって喜んでくれる、というのは、自分の存在意義があるようで嬉しいもんだ。
2時間の講座を、一日に3回行なった。それぞれ10人から15人ぐらいの参加者があった。
テーマは「どういう絵本を子供に与えればよいのか」、「子供が楽しくドイツ語に触れるためのドイツ語絵本」また「ドイツの童話について」。
大きなスーツケースいっぱいに絵本と童話を詰め込んで行き、それを見てもらいながら、たくさんの本を紹介した。童話は有名なもの(ドイツの作家が書いて日本語に翻訳されているものを中心に)を、時代を追いながら、物語の時代背景について、作者についてのお話を取り混ぜながら、紹介した。
小さいお子さんをお持ちのお母さんが大半だったので、みんな興味を持って真剣に話を聞いてくれた。いろんな意見や質問も出た。
最後には「とっても面白かった。定期的にこういう会をぜひ開いてください」と仰る人も多くて、嬉しかった。自分の専門分野で何かをなし、人が興味をもって喜んでくれる、というのは、自分の存在意義があるようで嬉しいもんだ。
2013年7月17日水曜日
手術
2週間ほど前に手術をした。胆石があるのは、5年前から知っていたのだけど、別に問題はなかった。それが一ヶ月ぐらい前から、食後に痛みが訪れるようなり、その痛みが徐々に強くなっていったので、これはもう切るしかないね、ってことになった。
胆石の手術と言うのは、胆嚢を摘出することで、一つの臓器をとってしまうことを思うと、なんだか恐ろしい気がしたのだけど、実際は内視鏡手術なので3日間の入院ですむぐらい簡単なものだった。実際、一週間ほどすると、体も全く正常に戻った。現代の医学ってすごいな、と改めて感心。
3日間の入院は、最終日にボケたおばあちゃんが二人、同室に入ったので、頭がおかしくなりそうになった。一人は手から注入している点滴のカテーテルを自分で引っこ抜いてしまい、そこらが血だらけになる場面もあった。慌てた私は、自分の傷を忘れてナースセンターに走りこんだ。(その騒動の間、もう一人のおばあさんは始終手をたたいて喜んで笑っていた・・・。)
その後、みんなに申し訳なさそうにしているおばあちゃんを見ると、胸が痛んだ。老いの悲しさと寂しさを感じた数日だった。
胆石の手術と言うのは、胆嚢を摘出することで、一つの臓器をとってしまうことを思うと、なんだか恐ろしい気がしたのだけど、実際は内視鏡手術なので3日間の入院ですむぐらい簡単なものだった。実際、一週間ほどすると、体も全く正常に戻った。現代の医学ってすごいな、と改めて感心。
3日間の入院は、最終日にボケたおばあちゃんが二人、同室に入ったので、頭がおかしくなりそうになった。一人は手から注入している点滴のカテーテルを自分で引っこ抜いてしまい、そこらが血だらけになる場面もあった。慌てた私は、自分の傷を忘れてナースセンターに走りこんだ。(その騒動の間、もう一人のおばあさんは始終手をたたいて喜んで笑っていた・・・。)
その後、みんなに申し訳なさそうにしているおばあちゃんを見ると、胸が痛んだ。老いの悲しさと寂しさを感じた数日だった。
2013年5月2日木曜日
歯抜け小僧
トウマの一本目の乳歯が抜けた!下からはもう永久歯が顔を覗かせている。入学前のこの時期、皆、歯抜け小僧になるんだよね。レイアも入学式の写真は、ひどかったなぁ~。口を開けなけりゃいいのに、にかっと口を開けて笑っている写真なんて、見られるもんじゃなかったなー。トウマも9月の入学式には、たぶん前歯がほとんどなくなっているんだろう。
そうそう、もちろんトウマのところにも、歯の妖精は来ましたよ。(こちらでは、一本目の歯が抜けた時、その歯を枕の下において眠ると、歯の妖精がやってきて、プレゼントを置いていってくれるんです。)レイアと同じく、目覚まし時計をもらいました。恐竜の絵がついた時計です。
2013年4月26日金曜日
コンサート
今日は日本語補習校の父母であり、またピアニストである方のコンサートを聴きに行った。20時からなので、子供は家において、友達と待ち合わせをして行った。
コンサートがどうだったかはさておいて、コンサート後に聴きに来ていた補習校のお母さん達と一時間ばかりお茶をして、さてお家へ帰ろうと思ったら、、コンサート会場だった音楽学校の駐車場の門が閉まっていた。
ショック。かなりショック。一緒にお茶をしていた友人は、駐車場ではなく路上駐車していたので、結局彼女に家まで送ってもらった。
明日、バスに乗って車を取りに行かなくちゃいけない。あーあ、馬鹿みたい。
こういうことがあると、自分がいかに車に頼って生活をしているかが分かる。車のない生活はもう出来そうにない。
コンサートがどうだったかはさておいて、コンサート後に聴きに来ていた補習校のお母さん達と一時間ばかりお茶をして、さてお家へ帰ろうと思ったら、、コンサート会場だった音楽学校の駐車場の門が閉まっていた。
ショック。かなりショック。一緒にお茶をしていた友人は、駐車場ではなく路上駐車していたので、結局彼女に家まで送ってもらった。
明日、バスに乗って車を取りに行かなくちゃいけない。あーあ、馬鹿みたい。
こういうことがあると、自分がいかに車に頼って生活をしているかが分かる。車のない生活はもう出来そうにない。
2013年4月17日水曜日
2013年4月10日水曜日
アルザスの小さな村
次に訪れたのは、カイゼルスバーグというアルザスの小さな村。村の周りはもう一面のワイン畑。ワイン畑の丘を一つ越えたところにあるのが、リクヴィルというこれもまた小さな村。ここは一度私の両親と共に旅をして泊まったことのある村です。その時に私はアルザスの村のファンになりました。
ワイン畑の中に浮かぶ島のような村々は、ワイン街道とよばれている街道沿いにあり、アルザスワインを思う存分楽しむことができます。私が好きなのは、Pinot Gris(ピノ・グリ:コクのある味), Muscat(ミュスカ:マスカットのようなフルーティーな味),Sylvanaer(シルヴァネ、ドイツではジルヴァーナーとよばれる:きりっと軽くてフルーティ), Gewurztraminer(ゲヴュルツトラミネール:ふくよかな香りとコクのある味)。どれも辛口の白ワイン(ゲヴュルツトラミネールには甘口も多い)ですが、はっきりとした個性を持っています。おいしかったな~。
素朴で可愛らしいアルザスの陶器も大好きで、今回もまた幾つか買い込んでしまいました。
また来たいな、と思ってしまう小さな村々です。
ワイン畑の中に浮かぶ島のような村々は、ワイン街道とよばれている街道沿いにあり、アルザスワインを思う存分楽しむことができます。私が好きなのは、Pinot Gris(ピノ・グリ:コクのある味), Muscat(ミュスカ:マスカットのようなフルーティーな味),Sylvanaer(シルヴァネ、ドイツではジルヴァーナーとよばれる:きりっと軽くてフルーティ), Gewurztraminer(ゲヴュルツトラミネール:ふくよかな香りとコクのある味)。どれも辛口の白ワイン(ゲヴュルツトラミネールには甘口も多い)ですが、はっきりとした個性を持っています。おいしかったな~。
素朴で可愛らしいアルザスの陶器も大好きで、今回もまた幾つか買い込んでしまいました。
また来たいな、と思ってしまう小さな村々です。
カイゼルスバーグ |
リクブィルの町並み |
本格フレンチ。おいしかった~。 |
丘の上にある城の塔へと登るとカイゼルスバーグの村が一望できる |
お気に入りの陶器屋さん |
色がとっても素敵 |
2013年4月9日火曜日
2013イースター
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